昭和24年(1950年)創業。
創業当時の封筒です。
所在地は現住所と違います。
初代の名前がそのまま、電話番号の桁数にも時代を感じます。
初代の鈴木久雄は袋物製造工場で働き、兄弟達の学費食費などを捻出。その後、縫製技術とミシンを頼りに一念独立をして袋物の下請け製造を行っておりましたが、ある日『パフを縫ってみないか?』という依頼が切っ掛けとなり現在の主業となった訳です。
幾ら作っても次の日にお得意さんが来て全部引き取ってくれる。
毎日寝るのも忘れて作った。明日お客さんが取りに来てくれるから。
九段下の坂を大八車にパフを乗せて登り納品しに行った話。
ハサミで生地を切っていたのを裁断機と抜型を使ったことでたくさん作ることができるようになった時の話。
一生懸命にパフを作っていた初代社長のお話でした。
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